理念一人ひとりが自ら志向する山を、それぞれ目標を持って楽しみ、慈しむこと。 そしてお互いが啓発し、知識・技術を共有化することで、自分の山のフィールドを広げていくこと。 また、常に大自然と、時には抱かれ、時には向かい合うために、安全を常に考え、そのための技術と知識向上に前向きに取り組むこと。 カモの会は、そのような理念に基づき実現するための仲間の集まりとして、自然を、人を慈しむ山岳会でありたいと考えております。 会風当会は会員が自由な発想のもとにそれぞれの志向にあった山を楽しむための交流の場として発足した山岳会です。ハイキングから縦走、クライミング、沢登り、雪山、山スキー、山ボードなどオールラウンドに実施しています。 既存の山岳会から分派したのではなく、有志が集まって一から始めた会です。20〜30歳代がほとんど(最近40代も加齢で出てきましたが)ですので、現登山界ではマイノリティな会のひとつです。まだまだ歴史も浅く山岳会としては未熟な部分もありますが、これから登山ライフを始めよう、自分の志向を見つけてみよう、という方には山への玄関口になる会だと思います。 当会は山岳会であり、個人山行中心の同人的な会や、保険無加入の相互援助が不可能な会、好きな時だけ自由に参加するようなアウトドアサークル、ハイキングクラブとは異なりますのでご理解下さい。また、アルパインの本チャンやレベルの高い(概ね3級以上)沢、山スキー類のツアーなどは、会企画としては相応レベルの会員同士、および責任を十分任せられる信頼ある組織主催のもの以外は安全上認めておりません。 カモから山を始める会員が多く、教育担当者は大忙しですが、ハイキングだけにとどまらず、アルプスなど高山の素晴らしさも味わっていただきたいですし、山の奥深さを知っていただくためにも是非、雪山や沢、岩などオールラウンドな登山を経験していただきたいですね。 また諸処の都合で活動に参加しづらくなった場合を除き、幽霊会員は作らないようにしています。これは山行の安全管理面と、会員相互の和を重視した結果の考えです。例えば仕事の都合とか、生活環境の変化など、活動に出られなくなったり頻度が少なくなる事情は生じます。そのような時は会員専用のML等で周囲に認知しやすい雰囲気作りを重視しています。誰にも言えずに活動から疎くなると、なかなか出づらくなるのが常ですから、そのようなことがないように全員が情報を共有化する「和」をもった会風を常に目指しています。 各種連絡、山行計画などは主にメール、メーリングリストを使っています。 また、山行記録などは「ヤマレコ」を活用して情報の共有を行っています。 活動内容ハイキング無雪期、日帰り、標高2000m未満の一般登山道で、標準歩行時間6時間未満 無雪期縦走、ピークハント日本百名山クラス、アルプスなど。1泊2日が多く、行き先によっては2泊以上のときもあります。 積雪期縦走、ピークハント日本では半年間は雪山です。初心者からでも十分楽しめるスノーハイキングをはじめ、基礎講習も実施しております。 バックカントリースキー・スノーボード最近は志向者が増えてきました。一番大事な雪質観察や雪崩に対する知識や対応、雪上トレーニングを学んでから行ってもらっています。スキーやスノボ技術の延長だけではなく、雪山技術の延長として捉えておりますので、積雪期登山の知識や技術を習得してから活動していただきます。 沢登り春〜秋まで取り組んでいます。丹沢、奥秩父、上越などがエリアです。岩トレの基礎を学んでから行ってもらっています。 フリークライミング・アイスクライミングカモには毎週のようにクライミングに出かける会員も多数おります。室内壁と外岩でのフリークライミングが主体です。 アルパインクライミング当会では少数ですが、冬壁を含むアルパインを主とするメンバーも所属しております。 集中山行各自の技量に合わせたルートを踏破し、目的地で合流。山岳会ならではの大規模な合宿が楽しめます。 講習会読図・気象・ファーストエイド・クライミング・沢登り・雪山など年間を通じて机上講習と実技を行います。新入会員、初級者は年間教育基礎プログラムに参加していただき、オールラウンドな山の楽しみと、山という自然に入るための最低限知っておくべきこと、登山者としてのマナーなどを必ず学習していただきます。 勤労者山岳連盟主催の講習会当会の加盟する神奈川県労山や関東労山地方連盟等の主催する各種講習に参加することができます。 現況
会費・保険年会費9,000円 (月額750円) 原則的に、山岳互助保険「労山基金」に加入して頂いてます。年1口1,000円単位で10口まで掛けることができます。 ※既に他の山岳保険に加入している方は、現在加入いただいている保険満期終了した際には、労山基金に加入していただくようお願いしております。 |